矯正の料金を分割で支払う方法は?デンタルローンや金利なしの院内分割など損をしない選び方を徹底解説│堺市南区の歯医者【のばた矯正歯科】

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矯正の料金を分割で支払う方法は?デンタルローンや金利なしの院内分割など損をしない選び方を徹底解説
2026/07/31
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2026/07/31
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矯正治療を受けたいと考えていても、80万円を超える高額な治療費が最大の課題となり、治療をためらっている方は多いのではないでしょうか。一括での支払いが難しいからこそ、多くの歯科医院で「分割払い」が一般的になっているのですが、実は分割払いにも複数の種類があり、選択肢によって最終的な負担額が大きく異なることをご存じでしょうか。

矯正の分割払いには、主に3つの方法があります。金利がない「院内分割」、月々の負担を最小化できる「デンタルローン」、そしてクレジットカード決済です。それぞれにメリット・デメリットがあり、ご自身の家計状況によって最適な選択が変わります。さらに、医療費控除や処置料といった見落としやすいポイントまで含めて総合的に判断することで、実質的な負担を大幅に減らすことが可能です

本記事では、矯正治療の3つの分割払い方法について、金利・手数料・支払い回数・審査の有無など、具体的な違いを詳しく解説するとともに、医療費控除による節税効果やトータルの支払額を最小化するための選び方を紹介します。後悔のない治療費選びのために、ぜひ参考にしてください。


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矯正治療の料金相場はなぜ高い?分割払いが一般的な理由

矯正治療にかかる費用は、一般的に80万円から120万円程度と言われています。この金額を聞くと、多くの方が「なぜそんなに高いのか」と驚かれるのではないでしょうか。その理由は大きく2つあります。

矯正治療が高額な2つの理由

まず第一の理由は、矯正治療が保険の対象外であるという点です。虫歯の治療や抜歯などの一般的な歯科診療は健康保険が適用されるため、自己負担は3割程度で済みます。しかし矯正治療は「見た目や機能を整えるための治療」として位置づけられているため、自由診療扱いとなり、全額自己負担となるのです。

第二の理由は、矯正治療に必要な材料費と通院期間の長さです。マウスピース矯正やワイヤー矯正といった各種の装置は、歯の状態に合わせてカスタムメイドされるものが多く、高い技術力と材料費を要します。また、治療期間は通常1年から3年程度と長期にわたり、その間定期的に通院して装置の調整が必要になります。毎月の調整のための診療、経過観察、トラブルが生じた際の対応など、医院側の継続的なサポートと管理コストがかかるのです。

分割払いが一般的な理由

では、なぜ分割払いが一般的になっているのでしょうか。それは、患者さんと歯科医院の双方にとって現実的で納得しやすい支払い方法だからです。

患者さんの立場から考えると、80万円を超える金額を一括で用意することは、多くの家庭にとって大きな負担になります。特に子育て世代の方であれば、教育費や生活費など、毎月必要な出費がたくさんあります。分割払いなら、治療の進行に合わせて支払いを分散できるため、家計への負担を抑えながら治療を進められるという大きなメリットがあるのです。

さらに大切なのは、「治療の進度に合わせて支払う」という安心感です。分割払いであれば、毎月通院するたびに装置が少しずつ調整され、歯が動いていく様子を実感できます。その進捗に合わせて費用を支払うことで、治療に対する納得感や信頼感が生まれやすくなります。

歯科医院の立場でも、分割払いに対応することで、より多くの患者さんが治療を開始できるようになります。高額な一括払いが難しい方でも、月々の支払いなら無理なく継続できるはずという考え方が背景にあります。

矯正治療を始める第一歩

このように、矯正治療の高額さと分割払いの一般化は、保険診療ではない自由診療の特性と、患者さんの経済状況を配慮した現実的な対応策から生まれているのです。ご自身の家計や治療期間に合わせて、最適な支払い方法を選ぶことが、納得のいく矯正治療への第一歩となります。


金利手数料0円!「院内分割」のメリット・デメリットと向いている人

矯正治療の分割払いの中でも、最も経済的に優しい方法が「院内分割」です。これは歯科医院が患者さんと直接契約する支払い方法で、金利や手数料がかからないという大きな魅力があります。

院内分割の仕組み

院内分割の仕組みは、実はシンプルです。装置を装着した患者さんが、その後も定期的に通院し続ける限り、医院側は患者さんを信用して支払いを分割でも受け入れるという、互いの信頼関係に基づいています。装置がついている状態であれば、患者さんは必ず通い続けなければならないため、医院側としても回収の見通しが立ちやすいのです。つまり、この仕組みによって金利や手数料を設定する必要がなくなり、その分を患者さんに還元しているわけです。

院内分割のメリット

院内分割の最大のメリットは、やはり「金利・手数料がゼロ」という点に尽きます。デンタルローンであれば年利3パーセントから8パーセント程度の金利がかかり、長期分割になるほど利息額が膨らみます。しかし院内分割なら、治療費そのものの金額のみを支払えば済むのです。80万円の治療費であれば、80万円だけで完結します。この差は、支払い回数が増えるほど大きくなります。

もう一つのメリットは、審査がないという点です。デンタルローンは信販会社を通すため、信用情報や収入の審査を受ける必要があります。しかし院内分割は医院との直接契約のため、複雑な審査手続きを経ずに利用できる場合が多いのです。これは、学生や自営業の方、または信用情報に不安がある方にとって大きな利点になります。

院内分割のデメリットと注意点

ただし、院内分割にはいくつかのデメリットと注意点があることも、事前に理解しておく必要があります。

最も重要なデメリットは、支払い回数が限定されるという点です。当院の場合、院内分割は最大20回までと定めています。これは、治療期間が通常1年から1年半程度であり、装置を外すまでに支払いを完了してもらうという方針に基づいています。つまり、月々の支払額が必然的に大きくなりやすいのです。100万円を20回で分割すれば、月々5万円前後になります。この金額が家計に合うかどうかを、事前にしっかり検討する必要があります。

さらに、治療が予定より早く終わった場合、残りの支払いを一括で払う必要が生じるかもしれません。歯の動きが良好で、計画より短期間で治療が完了した場合です。このような柔軟な対応については、医院ごとに異なるため、カウンセリング時に必ず確認しておくことが大切です。

加えて、院内分割を利用する場合、通常は初期費用として「頭金」を用意する必要があります。装置の製作費用や初期診断費用の一部を先払いする仕組みになっており、完全に「月々少額のみ」という形ではないケースが多いのです。予算計画を立てる際は、この点も忘れずに含めておきましょう。

院内分割が向いている人

では、院内分割が向いている人はどのような方でしょうか。

それは、「総支払額を1円でも抑えたい」と考える方や、「短期間で確実に支払い終えたい」と考える方です。金利がない分、長期分割による利息の積み重ねを心配する必要がありません。また、デンタルローンの審査に通るか不安な方にとっても、院内分割は気軽に相談しやすい選択肢になります。

矯正治療を検討されている方は、初診時の相談の際に、院内分割が利用可能かどうか、そして月々の支払額や頭金がどの程度になるかを具体的に確認することをお勧めします。ご自身の家計と相談しながら、最適な支払い方法を選択してください。


月々の負担を最小限にする「デンタルローン」の仕組みと審査のポイント

デンタルローンは、信販会社や金融機関が矯正治療費を立て替え、患者さんが月々の返済を行う仕組みです。院内分割とは異なり、金利が発生しますが、その代わりに最大120回払いなど、極めて長期の分割が可能です。月々の負担を最小限に抑えたい方にとって、非常に有力な選択肢になります。

デンタルローンで月々の支払額を大幅に削減できる

デンタルローンの大きなメリットは、月々の支払額を大幅に減らせるという点です。例えば100万円の治療費を院内分割の20回で払う場合、月々約5万円の負担になります。しかし同じ100万円をデンタルローンで84回払いにすれば、月々約1万2000円程度に抑えることができます。この差は、家計管理という観点から見ると非常に大きいのです。教育費や生活費との兼ね合いを考えると、月々1万円台に抑えられることは、多くの家庭にとって大きな安心につながります。

特に子育て世代の方にとって、この月々の負担の軽さは実生活に直結する問題です。複数のお子さんが同時に矯正治療を必要とするケースも珍しくありません。実際のところ、家族複数人が同じ時期に治療を始める場合、院内分割では家計が圧迫されてしまう可能性があります。そのようなときこそ、デンタルローンで長期分割にすることで、各々の治療費を月々数千円から1万円程度に分散できるのです。

審査について知っておくべきポイント

では、デンタルローンを利用する上で気になる「審査」について考えてみましょう。

多くの方が「審査に通らないかもしれない」と不安を感じるかもしれませんが、実際のところ学生であっても通るケースが多いと聞いています。信販会社の審査基準は、安定した収入があるかどうかが主な判断基準になります。社会人で毎月給与がある方であれば問題なく通ることがほとんどです。学生の場合でも、親権者が連帯保証人や申込者になることで、審査を通す道が開けます。

信用情報に不安がある場合でも、複数の信販会社が存在するため、一度断られても別の会社で審査を受けられる可能性があります。重要なのは、事前にクリニックに相談し、「自分でも審査に通るか」という疑問をぶつけることです。スタッフは多くの患者さんの審査対応を経験しており、実際のところどうかを説明できるはずです。

利息と医療費控除について理解する

デンタルローンを利用する際に知っておくべき重要なポイントは、長期分割による「利息の発生」です。年利は一般的に3パーセントから5パーセント程度ですが、支払い回数が増えるほど、利息として支払う総額が増えます。100万円を84回払いにした場合、利息分で数十万円が上乗せされる可能性も考えられます。つまり、「月々の負担が少ない」という利点の裏返しとして、「支払総額が増える」という点を十分に理解しておく必要があります。

ここで大切なのは、この利息分についても医療費控除の対象になる可能性がある点です。デンタルローンの契約が成立した年には、治療費の元金部分をまとめて医療費控除の対象として申請することができます。つまり、利息を払いながらも、所得税の還付によってある程度の負担軽減が見込める仕組みになっているのです。

デンタルローンが向いている人

では、デンタルローンが向いている人はどのような方でしょうか。それは、「月々の支払いを1万円以下に抑えたい」と考える方、特に複数人の家族が同時に治療を始める必要がある方です。月々の固定支払額を決めることで、家計管理がしやすくなり、予期しない支出への対応も容易になります。

実際のところ、複数のお子さんが同時に矯正を必要とする場合、それぞれが「時間を買う」ことになります。院内分割で短期に集中的に支払うよりも、ローンで長期分割することで、その間に家計を整え、他の教育費や生活費に余裕を持たせることができるのです。このように考えると、利息を払う価値は十分にあると言えるかもしれません。

クリニックへの相談をお勧めします

デンタルローンについて詳しく知りたい場合は、初診時のカウンセリングで医院に相談することをお勧めします。ご自身の収入や家計状況に応じて、最適な返済プランが提案されるはずです。


クレジットカードの分割・リボ払いはおすすめ?利息やポイントの注意点

クレジットカードで矯正治療費を支払うという選択肢も、一見すると便利に思えるかもしれません。すでに手持ちのカードがあれば、すぐに決済できますし、ポイント還元も期待できます。しかし、矯正治療のような高額な支払いにおいては、カード決済には大きな注意点があります。結論から申し上げると、カードの分割払いやリボ払いはおすすめできません。

クレジットカードの手数料が高い理由

クレジットカードの分割払いやリボ払いが危険な理由は、手数料の高さです。カード会社による分割払いの手数料は、年利換算で12パーセントから15パーセント程度に達することが多いです。これはデンタルローンの年利3パーセントから5パーセントと比べると、3倍以上も高いのです。100万円の治療費を分割で支払う場合、この手数料の差は数十万円という膨大な額になります。

具体的な支払額の比較

具体的に考えてみましょう。100万円を36回払いにした場合、デンタルローンなら利息は約10万円程度で済みます。しかしクレジットカードのリボ払いであれば、利息が20万円を超える可能性があるのです。つまり、同じ36回払いでも、カード利用により約10万円以上、余計に支払うことになってしまいます。

ポイント還元は手数料に及ばない

一部の方は「ポイント還元があるから、手数料を差し引いてもお得では」と考えるかもしれません。確かに、高額決済でクレジットカード会社のポイントが付与されるのは事実です。しかし、得られるポイント(還元率は一般的に1パーセント程度)と支払う手数料を比較すると、明らかに手数料の方が大きいのです。100万円の決済で得られるポイントは約1万円分に対し、手数料は数十万円です。この計算を見れば、ポイント狙いでカード分割を選ぶことがいかに不経済かが分かります。

クレジットカードが役に立つ場面

では、クレジットカードに全く利点がないのでしょうか。そうではありません。カード支払いが役に立つ場面は、限定的ですが存在します。

それは「一括払いまたは2回払い」の場合です。クレジットカードの多くは、1回払いと2回払いであれば手数料が無料です。つまり、手持ちの現金がなく、月々の支払いができない方であっても、ボーナス時期までの間、カードで支払っておき、ボーナスで一括返済するという使い方が可能です。この場合であれば、手数料を払わずにポイントだけを獲得できるという、カードのメリットを活かした賢い方法と言えます。

しかし、一般的な矯正治療の流れを考えると、カード一括払いは難しい方がほとんどでしょう。そのため、院内分割またはデンタルローンを選択することが、経済的には最善の判断になるのです。

クレジットカード決済の取扱いについて

注意すべき点として、歯科医院によってはクレジットカード決済に対応していない場合があります。当院を含め、多くの矯正専門医院ではカード払いの取り扱いをしていません。これは、患者さんが手数料で損をすることを避けるためという側面もあります。初診時の相談やウェブサイトで、ご利用可能な支払い方法を事前に確認することをお勧めします。

支払い方法選択の重要性

矯正治療という高額で長期にわたる治療だからこそ、支払い方法の選択が家計に大きな影響を与えます。カードの便利さに惑わされず、総支払額が最も少なくなる方法を選ぶことが大切です。


【比較表付】自分に合った3つの分割払い方法の選び方ガイド

ここまで、院内分割、デンタルローン、クレジットカードという3つの支払い方法について、それぞれのメリット・デメリットを詳しく説明してきました。では、実際にご自身の状況に合わせて、どの方法を選ぶべきなのでしょうか。この見出しでは、具体的な判断基準を整理します。

支払い方法の比較表

まず、以下の比較表をご覧ください。

支払い方法 金利・手数料 支払い回数 審査の有無 向いている人
院内分割 なし 最大20回程度 なし 総額を抑えたい人、短期で完済したい人
デンタルローン あり(年利3~5%程度) 最大120回 あり 月々の負担を減らしたい人、複数人同時治療
クレジットカード あり(年利12~15%程度) 3回以上は高額 不要 一括払いまたは2回払いのみ推奨

選択の最重要判断軸

この表から分かる通り、支払い方法を選ぶ際の最も重要な判断軸は、「月々の支払額と総支払額のバランス」です。

総額重視派:院内分割がおすすめ

「総額を1円でも抑えたい人」には、院内分割が圧倒的におすすめです。金利や手数料がゼロであるため、治療費そのものの金額のみを支払えば済みます。ただし、月々の支払額が比較的大きくなることを覚悟する必要があります。家計に余裕があり、短期間での完済を望む方であれば、この方法が最も経済的です。さらに、院内分割であれば、毎年10万円を超える医療費を支払うことになるため、複数年にわたって医療費控除の恩恵を受けられる可能性が高いのです。年をまたいで医療費控除を申請することで、所得税の還付を受けられ、実質的な負担をさらに軽減できます。

月々負担重視派:デンタルローンが適しています

「月々の支払いを1万円以下に抑えたい人」には、デンタルローンが適しています。長期分割により月々の負担を極限まで減らせるため、教育費や生活費などの他の家計支出との兼ね合いがつけやすくなります。特に、複数のお子さんが同時に矯正治療を必要とする場合、各々の治療をデンタルローンで分割することで、家計全体のバランスが取れるようになります。利息を払うことになりますが、「時間を買う」という視点で考えれば、その価値は十分にあるでしょう。また、デンタルローンの利息分についても、医療費控除の対象に含まれる可能性があるため、税制面での軽減を期待できます。

ポイント還元重視派:クレジットカード

「ポイント還元を活用しながら手数料を払わない方法」を望む方には、クレジットカードの一括払いまたは2回払いという選択肢があります。ただし、これは手持ちの資金や家計状況に余裕がある方に限られます。多くの場合、矯正治療の高額さを考えると、この方法は現実的ではないかもしれません。

医療費控除を最大限活用する視点

重要な判断基準として、「医療費控除の最大活用」を強調しておきたいのです。治療期間が2~3年にわたる矯正治療では、毎年10万円以上の医療費が発生することがほとんどです。そのため、院内分割で年をまたいで支払う方法を選べば、治療期間中の全ての年で医療費控除を申請でき、所得税の還付を毎年受けられる可能性があります。この観点からすると、単に「月々の負担が少ないから」という理由だけでデンタルローンを選ぶのではなく、医療費控除による実質的な負担軽減も含めて判断することが大切なのです。

最終的な判断について

最終的には、ご自身やご家族の経済状況、生活設計に最も合った支払い方法を選ぶことが重要です。初診時のカウンセリングで医院に相談し、月々の支払額や総支払額、医療費控除の見込み額などを具体的にシミュレーションしてもらうことをお勧めします。複数の選択肢を比較検討した上で、納得のいく方法を選択してください。


実質的な料金を安くする「医療費控除」の仕組みと申請の流れ

矯正治療の支払い方法について検討する際、もう一つ見落としてはいけない重要な制度があります。それが「医療費控除」です。この制度をうまく活用することで、実質的な治療費を大幅に減らすことができるのです。

医療費控除とは何か

医療費控除とは、1月から12月までの1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超過分を所得から控除でき、納めた所得税の還付を受けられる制度です。具体的には、年間の医療費が10万円以上(または総所得金額の5パーセント以上)の場合に適用されます。矯正治療は1年で80万円から120万円かかる方がほとんどですので、この制度の対象になる可能性が非常に高いのです。

矯正治療が対象になるための条件

では、矯正治療が医療費控除の対象になる条件は何でしょうか。重要なのは、治療の目的です。矯正治療が「容ぼうを美しくするため」という美容目的であれば、医療費控除の対象にはなりません。しかし、「噛み合わせを改善し、咀嚼機能を正常にするための治療」という医学的な目的であれば、対象になります。つまり、歯並びの悪さが単なる見た目の問題ではなく、実際に歯並びが悪いことで噛み合わせに支障が出ている場合が該当するのです。

この判断には、歯科医師の「診断書」が重要な役割を果たします。医療費控除を申請する際、税務署に提出する書類として、医師が治療の必要性を記載した診断書が必要になります。当院では、矯正治療を検討されているすべての患者さんに対し、診断書を必ず発行しています。これは患者さんが医療費控除を受けるために不可欠な書類であり、歯科医院の責任として作成・提供しているのです。診断書がなければ、医療費控除の申請は認められないため、初診時に必ずご相談ください。

支払い方法によって変わる控除の受け方

デンタルローンを利用される方は、特に注意が必要です。ローンの場合、契約が成立した年に、治療費の元金部分をまとめて医療費控除の対象として申請することができます。例えば、100万円の治療費をデンタルローンで支払う場合、支払い開始年に100万円全額が控除対象になるのです。利息分は控除対象にはなりませんが、元金部分だけでも控除対象になることで、税制面での大きなメリットが生まれます。

院内分割で支払う場合はどうでしょうか。この場合、支払った年ごとに医療費控除を申請することになります。つまり、治療期間が2年にわたる場合、1年目に支払った金額と2年目に支払った金額をそれぞれの年で控除申請できるのです。このように複数年にわたって医療費控除を受けられることは、トータルの還付額を増やす可能性があります。所得が毎年一定で、かつ医療費が毎年10万円以上発生する場合、複数年の申請により、合計でかなりの還付を受けられるかもしれないのです。

医療費控除の申請手続き

医療費控除の申請方法は、毎年2月から3月に行われる確定申告時に税務署に書類を提出することです。必要な書類は、医師の診断書、治療費の領収書、そして給与所得者であれば源泉徴収票です。また、家計を一にしている家族の医療費をまとめて申請することも可能です。例えば、夫婦で矯正治療をしている場合、両者の治療費を合わせて申請することで、控除額が大きくなり、還付金も増えることになります。所得が高い方の名義でまとめて申請するなど、工夫することで節税効果を最大化できるのです。

過去の医療費も申請できる

さらに大切な情報として、過去の医療費も対象になる可能性があります。もし過去の矯正治療について医療費控除を申請し忘れていた場合、5年前まで遡って申請することができます。これを「更正の請求」と言い、過去に支払った医療費についても還付を受けられるチャンスがあるのです。治療を受けたのに申請を忘れてしまった方は、税務署に相談することをお勧めします。

医療費控除を活用した負担軽減

医療費控除は、矯正治療の実質的な負担を減らすための強力な武器です。支払い方法を選ぶ際には、医療費控除による還付額も含めて、トータルの負担がどの程度になるかを検討することが重要です。初診時のカウンセリングで、医院に医療費控除について質問いただければ、詳しく説明させていただきます。


処置料(調整費)を含めた「卒業までの総額」を正しく把握する方法

矯正治療の支払い方法を選ぶ際、多くの方が「月々の分割金額」に注目しがちです。しかし、実は最終的な総支払額を左右する重要な要素が、もう一つ存在します。それが「処置料(調整費)」の有無です。この見出しでは、歯科医院の料金体系の違いが、患者さんの家計にどのような影響を与えるかについて説明します。

矯正治療の2つの料金体系

矯正治療には、大きく2つの料金体系が存在します。一つは「トータルフィー制(総額提示制)」で、初診から保定期間を含めた全ての費用を事前に提示する方法です。もう一つは、装置代とは別に「毎回の処置料」を徴収する方法です。当院は後者の体系を採用しており、患者さんに対してその仕組みを透明に説明しています。

当院の処置料について

当院では、毎回の調整時に処置料をいただいています。これは、歯の動きを細かくチェックし、装置を丁寧に調整し、トラブルがないかを確認するための対価です。通院のたびに歯科医師が責任を持って診察を行い、患者さん一人ひとりの治療進度に合わせた調整を実施しているのです。つまり、処置料は単なる追加費用ではなく、高品質な診療を提供するための必要な費用なのです。

総支払額を予測する方法

では、処置料がかかる医院を選んだ場合、最終的にいくらの負担になるのでしょうか。ここが多くの患者さんが不安に感じるポイントです。「分割金だけでいくらかかるか分かっているけど、処置料を含めるとトータルでいくらになるか分からない」という悩みを抱える方は少なくありません。

当院では、この不安を解消するために、治療期間のデータを事前に患者さんに提示しています。一般的に、矯正治療は1年から1年半程度の期間を要します。治療期間が決まれば、通院回数の目安も分かり、「月々の分割金 プラス 処置料 × 予定通院回数」という形で、おおよその総額を把握することができるのです。この透明性が、患者さんが安心して治療を続けるための鍵になります。

患者さんの協力による治療期間の短縮

さらに大切なのは、患者さん自身の協力によって、治療期間を短縮でき、結果として処置料の総額を減らすことができるという点です。具体的には、予約をしっかり守ること、そして取り外しができる装置(顎間ゴムなど)をしっかり使用することです。矯正治療の進捗は、医院側の治療技術だけでなく、患者さんの日常的な協力に大きく左右されます。装置の使用が不十分だと、歯の動きが遅くなり、治療期間が延びてしまいます。結果として、処置料の回数が増え、最終的な負担額が増加してしまうのです。

トータルフィー制の落とし穴

一方、トータルフィー制の医院では、どのようなことが起こるでしょうか。初期に高い金額を設定するか、または保定装置代などの別途費用を後から請求するというケースもあります。つまり、「トータルフィー」という名前だけで安心するのではなく、初期費用が本当に適正か、後から追加費用が発生しないか、という点を事前に確認することが重要なのです。

医院選びで確認すべき重要事項

矯正治療を検討する際は、必ず以下の点を確認してください。まず、月々の分割金がいくらなのか。次に、処置料がかかるのか、かかるなら1回あたりいくらなのか。そして、治療期間はどの程度見込まれているのか。さらに、保定装置代など、後から追加費用が発生する可能性があるのか。これらの情報をまとめることで、総支払額の見通しが立つようになります。

当院での対応

当院では初診時のカウンセリングで、これらの情報を詳しく説明し、患者さんが納得した上で治療を開始していただくようにしています。また、治療期間を短縮するための独自の工夫(デジタル矯正技術の導入や、抜歯のタイミングの最適化など)も行っており、患者さんの負担軽減に努めています。

まとめ

支払い総額で損をしないために最も大切なのは、医院の料金体系を正確に理解し、自分たちの家計と照らし合わせた上で、納得のいく選択をすることです。単に「月々の支払いが安い」という表面的な情報だけで判断するのではなく、処置料を含めたトータルの負担がどの程度になるかを、事前にシミュレーションすることをお勧めします。




のばた矯正歯科は、大阪府堺市南区・泉北ニュータウンにある歯並び、噛み合わせ治療専門の歯医者さんです。泉北高速鉄道「光明池駅」から徒歩2分に位置し、南海泉北線沿線にお住まいの皆さまに幅広くご来院いただいております。 対応可能な治療内容は、小児矯正、成人矯正、表側矯正、裏側矯正(リンガル矯正)、マウスピース矯正(インビザライン)など多岐にわたります。 「目立ちにくい矯正がしたい」「口元をしっかり下げたい」「できるだけ抜歯は避けたい」「子どもの歯並びが気になる」など、患者さま一人ひとりのご希望に合わせた治療計画をご提案しています。 泉北ニュータウンを中心に、以下の南海泉北高速鉄道(泉北高速線)沿線駅からも多数の患者さまにお越しいただいています。 中百舌鳥駅 深井駅 泉ケ丘駅 栂・美木多駅 光明池駅 和泉中央駅 堺市南区・和泉市エリアで矯正専門の歯医者をお探しの方は、通院しやすい「のばた矯正歯科」へお気軽にご相談ください。

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記事監修者経歴 
記事監修者:農端健輔 
農端健輔 
経歴
2007年 大阪歯科大学 卒業 
2012年 大阪歯科大学大学院歯学研究科博士課程修了 
2012年 大阪歯科大学歯科矯正学講座において助教として勤務 
2016年 日本矯正歯科学会 認定医取得 
2017年 みなみもりまちN矯正歯科 開設 
2020年 のばた矯正歯科 継承